大蔵建設株式会社
『木のハコ』
私たちは、その地域の財産となる「たたずまい」を持ち、
長い年月住まい手に愛される住まいを目指しています。
お知らせ
予約は満員となりました。
12月14(土)・15(日)に開催された
木のハコ『平屋+ロフト』の見学会は終了しました。
お越し頂いた皆様、ありがとうございました。
お施主様のご厚意により見学会を開催出来ました。
この場で感謝申し上げます。
コンセプト
長い好みと長い寿命に答える家
150年の歳月を経た下條村の古民家(H邸)
大きな屋根と開放的な間取り、深い庇と大きな窓。
信州の古い民家には自然に対応したいくつもの知恵があり、それがカタチを表していました。
「信州ベーシックハウス」では古民家の知恵に学び、時と共に重厚さと美しさが増す住まいを目指しています。
又長い年月の間に起こりうる大地震に対して十分な対策と、ライフスタイルの変化によるリフォーム等が容易に行えるシンプルな構造体も同時に目指しています
人に優しい、周りの環境にやさしい家
太陽エネルギー等自然の力を活かした快適なゼロエネルギー住宅
私達は28年前に太陽エネルギー等、自然の力を快適な家づくりに活かす事を目的としたOMソーラーに出会い今日に至っています。
その技術は進化し現在の とつながっていますが、基本的な部分(太陽光等であたためられた空気を基礎断熱された床下へ送り家全体温度差のない空間を造る)に変わりがありません。
逆に数年前から基礎断熱を施し床下空間に暖気を入れる住宅が増えて来ています。
現在は太陽光発電と組み合わせるほとんどの住宅がゼロエネルギー住宅を達成しています。
樹齢70年、根羽村の杉
信州は、日本の中心地であり河川の源となる源流地帯を多く抱えています。その流域には人工的に植林をした杉、桧、唐松等豊富な森林資源が眠っており、今間伐の時期を迎えています。この豊富な森林資源を住宅の構造体や仕上げ材に使用する事により、循環型地域経済の樹立、国土の保全(河川災害を防ぐ)を同時に達成する事が可能です。
又近くの山の木を利用した家づくりは輸送過程の二酸化炭素排出量の削減につながり、環境負荷を減らします。
眠っている森林資源を効率的に活用し、安全で健康的な住宅を一般の方が大きな負担なく建築できるために「信州ベーシックハウス」は生まれました。
「信州ベーシックハウス」設計の考え方
日射の入り方、風の流れ、その土地から見える風景、隣地の状況を把握し、尚且つ建主の生活スタイルや要望を聞き取り、この家族がこの場所で安全に気持ち良く暮らす事を想像しながら設計を進めます。
「素敵な家族の物語」を語るように建物を設計する、それが我々の設計に対する考えです
建築家「フランクロイドライト」は
「先ず土地を見よ。土地がすべてを教えてくれる」
といいました。
その土地に違和感なくまるで昔からその土地に
生える様に建っている、
そんな建物を我々は理想としています。
南アルプスを望む高台の傾斜地に建つ飯島町Mさんの家
区画整理された住宅地に建つ飯田市羽場「Yさんの家」。
比較的住宅が密集しているため、2階リビングを採用し
プライバシーを確保している。
建物の骨格を形成する構造材はこの地方で育まれた杉桧材で、
厳しい品質基準をクリア―した「信州木材認証製品」(注1)です。
当社ではこの構造材を使用し二階建て木造住宅では通常行わない構造計算「許容応力度設計」を実施し、3階建も安全に設計できるよう
マニュアル化を行いました。(注2)
二階リビングから見る風景。広いテラスに繋がる。
杉と桧の架構がインテリアになったシンプルな空間
(羽場Yさんの家)
内部空間はその構造材の桧、杉材が田の字にシンプルに組まれた空間で、左官壁(薩摩中霧島壁や漆喰)との組み合わせにより飽きのこないインテリアを演出する事を心掛けています。
長い年月の間には家族の成長に合わせ内装や間仕切りを変更する事がありますが、この様にベースがシンプルに出来ているとリフォーム等がとてもやりやすくなります。
その地域の財産になる「たたずまい」を持ち、長い年月住まい手に愛される住まいである事を願って、日々設計を行っています。
会社案内
営業時間
月~金 午前9時~午後6時まで
土・日曜日は予約制です
社名 大蔵建設株式会社
住所 〒395-0077
長野県飯田市丸山町2丁目6732-13
TEL 0265-24-6464
FAX 0265-24-6465
代表取締役 大蔵実
創業 1972年
設立 1972年
事業内容 住宅の設計・施工。新築・増改築(リフォーム)などの建築工事。
OMソーラー協会加盟 1992年 OM共済加盟
建設業許可番号 長野県知事長野県知事許可(般-28)第7186号
一級建築士事務所登録番号 長野県知事(下伊)C号 第95281号
宅地建設取引業(13) 第1522号
代表取締役社長 一級建築士
-自己紹介-
大蔵建設株式会社 代表取締役社長 大蔵実
当社は昭和47年(1972年)父の修二が製材業、建築請負業として創業、私が平成8年に引き継いで一級建築士事務所を併設し現在に至っています。
父が製材業を営んでいた頃は戦後植林した木材がまだ成長しておらず、外材(米松、米栂など)を中心に製材し住宅用材として使用していましたが、
私が引き継いでから南信州で育まれた杉、桧材等を利活用した家造りに変換しました。
平成12年には地元の設計事務所、建築会社、製材業者さんと「伊那谷の森で家を造る会」を設立し地元材の普及に努めています。
20代の頃は渓流釣りが趣味でしたが、今は健康を考えてマラソンやトレイルランニングを地元の仲間と楽しんでいます。
南信州の雄大な自然を楽しみながら、家造りのお手伝いをしていますのでお気軽にお声を掛けてください
ー受賞歴ー
1999年 第4回 飯伊景観賞 「香山薬局 店舗併用住宅」
2000年 第5回 飯伊景観賞 「長姫町 金仙」
2007年 第7回 OM地域建築賞 「有機農法に取り組む家族の家」
2007年 ふるさと信州の住まいコンクール
長野県知事賞 「段丘に建つ根羽杉の家」(施工者)
2013年 パッシブデザインコンペ2013 主催:一般社団法人パッシブデザイン協議会
特別賞 高森南信州材モデルハウス「3つのフロアーのあるくらし」
「有機農法に取り組む家族の家」
2020年 『令和2年度 “信州の木”建築賞』優秀賞(審査員特別賞)「子育て世代の丈夫で環境に優しい木の家」
ー書籍・雑誌ー
2007年 「住む」21号(泰文館) 「太陽の恵みで生きる伊那谷の家」飯田市山本 吉澤邸
2009年 「環境の時代と木造住宅」(日経BP社)実践編 取り組み例「南信州のスギのブランド化を目指す」
2010年 「チルチンびと」別冊29号(風土社) 「OMの家に暮らそう」飯島町 阿部邸
2011年 「地域型住宅づくり支援事業」(木構造振興株式会社)
「子育て世代の丈夫で環境に優しい木の家」
2012年 「建築士会」7月号 「工務店の設計力」高温セット法による乾燥材の特徴を活かした信州地域型モデル事業について
2015年 「住む」季刊/夏/54号(泰文館) 「町が山を支え、山が育む地域の家。」飯田市 A-House
2016年 ZEHに向け長野県産材を使った木造住宅事例集 「高森町 松崎邸」
発行:信州地域材利用拡大推奨協議会 / 編集:信州大学工学
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